hyla’s blog

はてなふっかーつ!

神戸に行く

hyla2008-08-04



 いきなりではあるが、神戸へ行っていた。神戸女学院というところへ行っていたのだ。

 

 あたしは正真正銘の田舎者で、地理音痴でしかも方向音痴である。神戸にはこれまで2回しか行ったことはない。神戸の大学事情なんてほとんど知らない。さあ、今回は迷わずにたどり着けるか?

 とまあ、ほとんど気分はオリエンテーリングである。

 

 まずは、三宮に出た。それから阪急の三宮駅を探し、電車に乗って「西宮北口」に出て、更に宝塚線に乗り換えて「門戸厄神駅」と言うのに出るらしい。掲示を頼りに人混みの中をふらふらと歩き、ようやく駅を降りた頃には、何だかひどく頭痛。

 頭痛なんて普段はあんまりないのにこりゃまたどうした?と考えて、はたと気付いた。これって熱中症気味?そういや、朝からほとんど水をとっていなかったのだ。慌てて自販機のお茶を一気に飲んで、またとぼとぼと歩いた。地図を頼りに歩くのだけど、道は完全な住宅地の中を続いている。ほんとにこれで良いのか?と思いつつ最後の角を曲がると、そこにあったのは大学。

 

 ってか、山だよね、これ。

 

 緑深い山に続くなだらかな上り坂の道。優美な門。って、これ公園?更に入ると、より一層山なんだ。コシダにアラカシに・・・、って植物観察できるし。本気に探せば、それなりに昆虫もいるんじゃないか?更に、道は細くどう見ても山の遊歩道。まさしく緑陰の元を、けど暑いし坂道なもんでぜえぜえと上がり、登り切ったところには、なんちゅうか、もの凄く風情漂う実に奇麗な建物群。

 

 これ、大学?


 あたしの知っている大学というものは、コンクリートの建物で、基本的にぼろっちくて、特に理系の学部なんて本当に素人にはゴミの山にしか見えないもので一杯なんだけど。廊下には新聞にくるんだ石とか、ホルマリン標本とか、捕虫網とかゴム長とかが散乱し、天井は低くって薄暗い。そういうイメージなのだ。(地方国立大です)

 ところがここは見事に美しく、建物に入って見ても、床は木で白い壁で、天井は高くて扉とかも古い木製で、古い洋館そのもの。で、そこに黒板とか机が並んでいて、現役で使われているわけで、すげーよ。
 古くて立派でおしゃれで、こんな所だと学ぶ側もちょっと背筋を伸ばして勉強しなきゃいけないって感じになりそうでありました。
 
 
 ってか、私立大学ってこんなに奇麗なの?なんちゅうおされ。さすが神戸。さすが女子大。私立の学費が高いのも頷ける。逆に言うと、国公立って、余分なところにはお金かけないんだね。

 

 と言うことで、古い建物大好きな私としては、一瞬こんな大学に通って見たかったかも、と思ったのであります。





でも、絶対似合わなかっただろうな・・・・・orz。






 ちなみに、用事を終えて帰宅して調べてみたらば、神戸女学院の校舎って、有名なヴォーリズの建築。 

そりゃ、立派なのも道理。納得!