hyla’s blog

はてなふっかーつ!

何だかな・・・


 本をかった。
 この本なんだけど、これがまた例によって例のごとく蒼樹書房なんだ。

野外実験生態学入門―生物の相互作用をどう調べるか

野外実験生態学入門―生物の相互作用をどう調べるか


 蒼樹書房は大学の生物系のスタンダードな教科書なんかを主に扱っていた出版社だけど、今は廃業してない。廃業の折には、在庫は裁断されたそうで、今はおかげで蒼樹書房の本は古本が高騰してしまっている。

 上記の本もアクセスすればわかるのだけど、ユーズドで18000円というお値段。まあ専門書なので、定価でも6825円というお高い本だけど、それにしても3倍でんがな。これ以外にも、「行動生態学」とか「進化からみた行動生態学」とか、軒並み2万弱で、もうほんとに人の足下を見て・・・・。


 今回の場合は、何とかジュンク堂に1冊だけ残っていたのを発見して、慌てておさえることができたけど、古本はとにかく高い。amazonに出ていた古本は、ついこないだまでは2冊あったのだけど、15000くらいの価格だった方がなくなっているので、売れたんだろう。15000円でも買いたい、必要としている人がいるって事だ。

 私の場合は、社会人だから、この分野について知りたいと思えば、とにかく本をてにいれるしかない。でも、現在こうした分野について勉強している学生さんは困ったりしてないのだろうか。まあ、大学生なら大学の先生から直接教えてもらえるだろうし、一番の勉強は論文を読むことだろうから、こうした教科書を読む必要は必ずしもないのかもしれない。また、大学図書館には入っているだろう。けど、借りた本は期限内に返さなきゃいけない。よくまとまったわかりやすい本は、やっぱり手元に置いておきたかったりはしないのだろうか。そう言うとき、こうした本がないのはとても残念な事ではないのだろうか。


 蒼樹書房の扱っていたような本は、確かにマイナーであんまり売れない本が多いのだろうけど、これでいいのかと思うことしきり。



 ま、社会人のくせにこんな本を私も変な奴なんだけど・・・・。