強い
4月の7日に割と大きなイベントがあった。そのイベントでは、毎年大きな花瓶に花が飾られる。今年もぼたん桜やスズカケなんかの花がゴージャスに飾られていて、イベント後にその一部をもらった。
もらった桜と赤のカーネーションと赤ドラセナは、青磁の壺に入れて飾っていたのだけど、さすがにカーネーション終わり、桜の花も大部分が散ってしまった。それでも太い枝だったので、桜からは次々に新芽が伸び出してくる。薄い緑のいかにも柔らかな葉は、それだけでもなかなか奇麗。
週末、片付けをしながらその桜をどうしようかと悩んだ。いい加減長く咲いている。けれど、だからそれをどうしようという当てがあるわけでも。週末だしそろそろ処分のし頃かもしれない。踏ん切りをつけて、ここいらで捨てるべきか・・・。
かわいらしくみずみずしい若葉に、ちょっと心が痛んだけれど、思い切ってゴミ箱に放り込んで帰った。
そして2日たった今朝、出勤してふと見ると、驚きもものき。
何とゴミ箱の中でその桜の枝はなおも元気に葉を開いているじゃあありませんか!
水につけてない状態が48時間以上もたって、それでもなおも生き続けている。確かに太い枝だけど、なんて強いんだろう、と一人感心。そして、その根性にゴミ箱から拾い上げ、また水に浸けたのだった。
なんだけど、いつまで持つのか・・・・。