またもや本
しばらく前に新聞の書評のあたりに出ていたのだけど、全くもって知らない人。漫画でも日頃私のカバーしている領域ではないので、実物を見てから買おうと思った。だけど、近くの本屋にはない。しょうがないので、ダメもとと思ってとりあえずamazonで買ってみた。
- 作者: 五十嵐大介
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/07/30
- メディア: コミック
- 購入: 8人 クリック: 122回
- この商品を含むブログ (187件) を見る
- 作者: 五十嵐大介
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/07/30
- メディア: コミック
- 購入: 4人 クリック: 58回
- この商品を含むブログ (115件) を見る
で、最初に開いた時には、これは失敗かな〜、と思ったのよね。なんてったって、絵柄の感じが全然フツーじゃない。シャープな直線に慣れた目からみると、何だかヘタウマ的でいて妙に力強い全面手書き風の絵。アシスタントとか、トーンとか使わずに、こつこつ一人で描いてんじゃないんだろうか。でも、だんだん慣れてくると、妙にその絵にそそられる。
更に、この話はいったいどこへ行くんだろうか。さっぱりその先が読めない。全く展開の読めないおもしろさ。海は空はどうなってしまうんだろうか。彼らの正体は何なのだろうか。彼らの元に集まって来る生物は何を求めてるんだろうか。そして、隕石は、海の幽霊とはいったいなに?
と言うことで、あんまり期待せずに買ったのだけど、なんだか繰り返し繰り返し読んでしまう。これって、おもしろいや!
ただし、まだまだ謎が深まる段階だけに、3巻がじりじりと待ち遠しい。
そういう甘美な苦痛が苦にならない人は、買ってみては如何でしょうか。いけます。
他の作品も買ってみようかな・・・・。