届いた〜
先日注文してあった本が届いた。
これ
- 作者: 日本直翅類学会
- 出版社/メーカー: 北海道大学出版会
- 発売日: 2006/09
- メディア: 大型本
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ついに、買ってしまいましたよ。こんな高い本。そして、専門外な本。どうする気?と言われれば、ま、その・・・。いじゃないか、欲しかったんだから!
で、早速に引っ張り出して、眺め回している。さすがに今の時期にはあまり直し目はいないから、本をみて楽しむしかないのだけでど、それだけでも十分楽しめる。
この本の中にはタイトルの通り、バッタ・コオロギ・キリギリス類が入っているのだけど、あたしの好きなカマドウマもちゃんと入っている。確かにカマドウマはこれらの仲間だ。でも、カマドウマという昆虫は、これまた結構分類が複雑で知られていないことが多いグループらしくって、普通は2.3種類も入っていればいいところなんだけど、そういう奴らの写真がいっぱい入っているのは楽しい。鳴くわけでもなく、目に立つわけでもない。湿気たところでひっそりと固まって静かに長い触角を揺らしている感じが、とても好き〜!
今年の夏には、この本を使って、カマドウマの同定にチャレンジしてみたいものだ。
あと、こういう本を眺める楽しさに、いろんな名前を知る楽しさがある。ぱらぱらめくっていて、ふと発見したバッタに、へんな名前発見。
と思いつつ見ると、これが小笠原のバッタで、日本には4個体しか標本がなく、採集も1980年代がラストなのだとか。「絶滅してしまったかもしれない。」と記載にも書かれている。そんなのもいるんだね。しかし、マボロシオオバッタか〜。夢があるよなないよな名前だねえ。
と、いろいろ写真も奇麗でいろいろと楽しめる図鑑なのだけど、ちょっと残念なのが、写真のページと解説のページが独立しているのはいいのだけど、その写真ページに解説ページ数を入れておいて欲しかった。だいだいの人は写真から入るだろう。
家でよく見るちっちゃいコオロギが「イエコオロギ」だというのは、写真で判ったけれど、その解説を読むには後ろの索引を引くか、解説を全部読む、というのはちとつらい。小さくても、解説ページが入っていると便利。改訂版(当分出て欲しくはないけど)の際には配慮を求めたい。
ということで、今ならまだamazonで発売記念定価で買えますわよ。
こうーゆーのが好きでちょっと迷っている方。さあ、ぽちっとしてみよう。