瀬戸内サーファー
サーファーを見ました。
サーファーを見ました。
サーファーを見ました!
ええ、そりゃサーファーなんぞ、普通かもしれません。湘南とかではね。太平洋岸ではね。
でもね、ここは瀬戸内。夕凪小凪。いや夕波小波。つーか、とにかく瀬戸内というのはね、波穏やかにして、白砂青松でね、ここは池ですか?ってな感じの波なわけです。天気予報とかで、「波の高さ50㎝」とか言ってますがね、それ以上低い区分がないだけで、現実はもっと低いの。引き潮で穏やかな日なんて、波の高さ15センチとかですよ。もう、ぺかーっと、どこまでも穏やかな海。それが瀬戸内。
となれば、サーフィンなんぞ問題外!できるのはウィンドサーフィンのみなのでございます。
しかるに、あたしは今日サーファーを見ちゃったわ。近所の海岸で!
月1回の鳥の観察をしながら、いつものように海に向かった訳です。風も強くて、結構寒くて、人影はほとんどありません。そこへ、一台の車。車を降りてきたサーフィン用のスーツを着た若い兄ちゃんは、じっと海を見つめておりました。そして、おもむろに車かからボードを出し、浜に向かって行ったのでございます。
潮は満ち潮。風がきつく、太平洋の波の荒さも入ってきているのか、結構な波でございます。更に、時間はちょうど満ち潮に向かう頃。
この辺なら、
「今日はどしたんな。波がえらいひどいでないでだー。」
ってな感じの波であります。
どどーん、どどーーんって波の音も聞こえます。防波堤に当たる波は、白い波しぶき。
兄ちゃんは、水に入り、おもむろに沖へ泳ぎだし、そして、大きな波を待っては、チャレンジしておりましたとさ。
う〜ん。やるな、兄ちゃん。
遭難せんように頑張るのだぞ!