コーヒー風味
仕事で作成した文書を記録するとき、写真のようなメモリを使っている。これは私物ではなくて職場のもので、大量購入されているので、同じものが20本くらいある。となれば、識別用に何らかの細工をする必要があって、ジュースの景品についていたストラップをつけている。趣味ではないが、まあ識別さえできればそれでよいのだ。
で、このストラップは、結構立体的で重いこともあって、小さなメモリを無くさない為にはとってもよい。しかし、この重さが不幸を招こうとは・・・・。
大切な情報が入ったメモリであるからして、これを無くすと困る。でも結構小さなものなので、絶対になくさないように、私は机の上の棚にこれ見よがしにおいている。いつでも目につく所においておけば、無くさないだろうというわけ。
そして、一仕事終えていつものようにあたしはコーヒーを入れたのだ。一口飲んで、ほっとため息をついて、コーヒーカップを机の前の方においた。そして、棚の本をとった瞬間、ぽちゃんと・・・・。
え?何が起こったの?
・・・・・・・。
(目にしているものの意味が一瞬わからず。)
そーよ。ストラップの重みに引きずられて落下したメモリが、コーヒーカップの中に入ってる。メモリが水中にあるってこと!
えええええーーーーーーーっ!、
ま、まずい。とにかく何とかせにゃ。
慌てて、流しでカップをひっくり返し、メモリをだした。メモリには、コーヒーが付いているだろう。流水でさっと洗う。
あとは、乾燥?
蓋をあけた状態でメモリを何度も何度も振り回し、水気を飛ばしてみた。飛び散る水滴が、悲しい。そして、更に念には念をいれて、半日放置。
さて、動くか?
恐る恐る、パソコンにつないで起動させてみたら、ちゃーんと情報は残ってましたよ!
らっきー!(いや基本的にアンラッキー!)
ああ、日頃から紅茶のように薄いコーヒー(それもネスカフェ)を、ストレートで飲んでてよかった。お砂糖やミルクが入ってたら、ダメだったかも・・・。(そういう問題ではないが)
と言うことで、メモリは見事コーヒー風味になったのでございました。
皆様、お茶を飲むときには気をつけましょうね。