hyla’s blog

はてなふっかーつ!

悩みどころ


 先日来、悩んでいることがある。


 このところ私は、毎年冬になるとカモの観察に取り組んでいる。
 

 趣味というか仕事というか、まあとにかく否応なくしなければいけないのだ。ただ観察するだけならいいのだけど、やっぱりそこはそれ、いわゆる研究という形にする必要があって、いろいろテーマを考えて観察している。だけど、これまでの研究をふまえて新しい観点での観察なんぞを考えようとすると、これまでの研究についての情報が欲しい。
 研究者だったら、多分データベースで検索して、それでもなければ大学図書館をずっと探せば大丈夫だろう。けれど、大学人ではない一般人は、こうした文献の入手がものすごく難しい。それでもこれまで、あの手この手で頑張って文献を集めてきたので、結構そろった。

 けれど、どうしても手に入らないものがあるんだよね。


 それが羽田健三の「鳥類の生活史」。昭和61年の発行で、定価が12.500円というお値段だからきっと多分すごい本なんだろう。とあるHPでは「カモについて勉強するなら是非とも読んでおきたい聖書的論文集」とかあって、そこまで言われればそりゃ目を通しておきたい。けれど、昭和61年発行の本なんざ、当然絶版になっているわけで、さあどうするか?

 

 当然、アマゾン等はダメ。次いで、県内の図書館を全て検索してみた。国立大学、私立大学、県立図書館等、全部ダメ!ならば近県でと思って、鳴門教育大あたりもみてみたが、やっぱりない。徳島県立図書館にはあったが、貸し出し禁止!ちくしょー、どうしてダメなの〜。


 もちろん、全国の大学図書館を探せば、それなりにヒットする。けれど、大学生ではないので、そういうのはさすがに利用できない。


 ということで、古本を探してみた。
 「鳥類の生活史」で検索すると、やってみるもんだね。ある!


 ただし4万5000円!



 よんまんごせんえんとな〜! なんとか〜!




 1万2500円の定価でも高いと思う。絶版で古本になると高いのは、それはしょうがない。けど、高すぎーーーーー!






 ああ、どうしよう。4万5000円・・・・。ここで買わないと、数年後には更に高くなるのかも。いやでも、かえって待ったほうが価格崩れするかも。というより、だいたい研究者でもないのに、そんな高い本必要ないといえば、ごもっとも。でも読んでおきたいかも・・・・。




 悩むう〜!