ダメでした
カワセミが死んだ。
ひびの入った下嘴は、昨日から遂に折れてとれてしまっていたし、どっか平衡感覚がおかしくなっていたらしく、長時間立ち上がることもできなかった。飛ぶことは飛ぶけど、上から下に飛べても、下から上には飛べない。床上30㎝くらいを、時折床に着きながら飛ぶ始末。
一日3〜4匹程度のコブナを食べさせてやってたけど、昼頃から急に弱ってきて、暖めたけどそのまま死んでしまった。
暑くて寒い外の世界を自由に飛び回る鳥だけど、一方では本当に繊細で、あっという間に死んでしまう。
今回のカワセミは、大きさや腹部の色を見ても、幼鳥で、多分巣立ってそれほど間もなかっただろう。カワセミに限らず、巣立ってもそのまま大人になれる鳥は、それほど多くはないと思う。それも織り込み済みで、その分も含めた子供を鳥は産み育てるのだろうけど。でもっ!やっぱり手の中で死なれてしまうというのは・・・。
はあ〜。
つーことでで、カワセミさんは標本になってしまいました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。