茶カブキ
久しぶりに、土曜の朝のお茶に行った。
9時ちょっと前に先生のお宅に伺うと、「用意もちゃんとできて、時間にまにあうってことでしょう。」とのいきなりのお言葉。っても、いつも開始と同じ時刻なのだけどねえ。
先に来ていた人を振り返ると、黙ってこっそりと指で角を出して見せた。
なるほど。ご機嫌斜め?
で、何を手伝うべき?と思いつつ棚に並んだものを見て、びっくり。
香盆に5つの小さな棗。これってもしや・・・。と嫌な予感と共に振り返ると、
「「茶カブキ」するんだって。」と教えてくれた。
まじい〜。
「茶カブキ」といや、七事式の一つで、お濃い茶をたててその銘を当てる奴でわないですか。
時間かかるよお。
めんどいよお。
別に難しいことなんざ、したくないよお。
なるほどねえ。先生は、なぜだかは知らないが、それをやる気になっちゃたのね。それで気合いはいりまくりなのだな。
と言うことで、茶カブキでございますが、もう少し正確に言うと、お茶のテイスティングみたいなものでしょう。「試茶」として銘のわかっているお茶(お濃い茶)を2服のみ味を覚えて起きます。でその後「本茶」として、先ほどと同じお茶と更に別のを加えて3服のお茶を飲みます。でもって、そのお茶の銘(種類)を当てるという、まあ大人のお遊び。
でも、5服のお茶を連続してたてて飲むわけで、時間もかかり胃にも膝にも強烈に来るお茶なのですよ。
と言うことで、席入りから始まって、2時間。長かったあ〜。
先生は何だかよくわからないけど、やたら燃えてます。
次回も「茶カブキ」するって・・・。
はああああああああああ・・・。