いきなり英会話

　盆休みだけど、出勤。暑い最中だし、人が入らない部屋はクーラーどころか窓さえも開けない締め切りの部屋になる。となれば部屋の温度はものすごくなるわけで、飼っている水槽の魚やハムスターやクサガメや鉢植えが死んだりする。２日くらいは大丈夫でも、3日も４日も放置するのは危険。で、休み中だけど、のたのたと１０時頃出勤して、餌をやって水をやって、しばらく窓を開けておいた。

　風を通している間何もしないのは退屈なので、ついでにインターネットで資料の検索をやっていると、突然話かけられた。

　「ヘイ！紹介するよ。今度新しく９月から来ることになった人だよ。自己紹介してあげてよ。（英語でね）」って・・・。

　そう、うちの職場には常に英語を母国語とする人がいる。ちょうど今年の９月で入れ替わりがあって、新しく着任する人らしい。若そうな金髪の女性だ。
　で、話かけてきた彼は、TOEIC900点越えの猛者。で、ま、さすがに彼の英語は易しい英語だし、わかりやすい。自己紹介してね、はわかった。んで、彼女には自己紹介を英語でするのよね・・・。
　しえーっ！英語ですかい・・。

　あー、えーと・・・。

　「My　name　is　○○」
　「I　live　near　here．」
　「Where　come　you　from？」
　

　って、中学英語ですが、もう必死！んなところで、英会話のお勉強するなんて思ってなかったんだもん！そして、英語って嫌いだしい、特に英会話って一番嫌いなんだよお。

　
　で、何とか会話が進み、「大学では、第二外国語で何やったの？」って聞こうと思ったわけ。「大学で」って、「in　university？」。「勉強」は「study？それともmejor？」で、「第二外国語」って「second　forin　langage？」「やった」だと過去形？だと、一般動詞の過去形の疑問形だから「Did？」って「What　did　〜」って感じ？

　もう、だんだん頭混乱。そして、んなことを考えるから、もの凄く沈黙の時間が・・・。

　
　「おねげえだあ。助けておくんなまし。」と、トム・クルーズを自称する彼に悲しく目線で助けを求め、いっぱい助言をもらいながら、ようやく会話を続けたのでありました。

　あー、多分３０分ほどが、何と長い時間であったことですか。

　にしても、実際いい年して、これじゃあダメなわけで、ちったあ勉強せんとなあ〜。

　したくないけど・・・・・。