hyla’s blog

はてなふっかーつ!

直島にてカルチャーショック

安藤忠雄の設計した建物



 さて、直島である。そして、ここは香川?と言いたくなる、おされ〜なアートの島であったのよ。

 あんまりよくは知らなかったのだけど、直島は最近アートの島で売り出し中だったのね。観光客も多い多い。確かに、古い築100年はあろうかというような建物の密集した本村地区を歩いてみたが、なかなか良い感じだ。家プロジェクトというのをやっていて、古い民家を改築して、中では現代美術の展示をしているそうだし、時に安藤忠雄の設計した建物とかもある。


 そして、この島の中心をなすのが、ベネッセアートサイト。進研ゼミでおなじみのベネッセがやっているベネッセハウスと地中美術館だろう。ベネッセハウスというのは、美術館つきの宿泊施設で、なかなかお高くて一泊15000ほど。香川県価格としては、ばか高い。でも安藤忠雄の設計によるホテルに泊まって、ゆっくりと島内を歩いて様々なアートを探し歩いて、優雅にテラスレストランでお食事して、プライベートビーチ(どこでも泳げるけど)で美しい海を楽しんで、スパでエステって、やったら都会人には普通の料金てか、安いか?
 思いついてwebをみてみたら、何とほとんど予約で埋まっているあたり、なかなかはやっているようだ。(でも、ほとんど香川にいるとは思えません!)

 ベネッセハウス http://www.naoshima-is.co.jp/concept/art/benesse_house.html

 直島 http://www.naoshima-is.co.jp/first.html?991222SL005168=PID 



 けどなあ、アートとかは無縁のあたし達。これって芸術なの?と草間弥生作のパンプキンに背を向けて海の中を眺め込み、小汚い格好でおされ〜なベネッセハウスのみやげもの売り場ミュージアムシショップになだれ込み、周囲にとてつもない違和感をもたらし、ついでにスパの意味をあまり深く考えず「ホテルに泊まってなくてもお風呂に入れるの?」と聞いちゃいました。すいません。スパって、マッサージとかエステとかそういう奴なんですね。


 でも、アートサイトに点在するアートを探し歩くという趣向はなかなかではないかと思う。アートのオリエンテーリングを言っても良いだろう。なかなか楽しい。
 「これって、一応アートなのね。」
 とか、
 「よーわからんけど、これもアートかあ。」
 とか言いながら、でも、島内を歩いていると、だんだん全てがアートに見えてくるからおもしろい。
 浜辺に落ちていた古い椅子もを見ても何を見ても
 「これもアート?」
 となる。


 と、一方で思ったのは、アートの周りの草刈りだけでもかなりこれは大変だ。維持管理に相当お金を使っているだろう。


 つーことは、

 あたし達が払った模試代金で、これってできてるんだろうなあ。




 すんません。アートのかけらもない発言でした。


 まあ、でも、なかなか良いのではないでしょうか。30代とかの大人のカップルがおしゃれして楽しむのに良いかと思います。高松からでも宇野からでもフェリーで1時間。見ていると、京都とか、横浜とか、とんでもなく遠いところかでもやってきてるようです。