歓送迎会
昨夜は少々遅い歓送迎会であった。高松のなかなかおいしくておしゃれな居酒屋であったのだが、私の科の歓送迎会であるから、当然よく似た性向を持つものが多い。となるとなかなか怪しい会話が繰り広げられることになる。
だんだん時間もたち、お酒も回り完全リラックス状態になった頃には、もはや周りに対する配慮(こんなこと言ってんのが聞かれたら変な人と思われるかも・・・。という奴)も消え果て、そして、こんな会話が繰り広げられることになる。
A:「○○さん、何しょんな。」(ちなみに彼は食べ残したエビの頭部を解体していた)
B:「いや、はしご状神経が見れんかと思て。」
A:「そんなん、見れるん?」
B:「結構見れますよ。ほらこれ、神経節の部分ですよ。」
C:「ほんま、ほな私もやってみよ。」
D「ほな僕も。」
(黙々と、4人ほどがエビの煮物の頭部を解体する)
C「あ、これかな。」
B「どれですか?ああ、それっぽいですね。」
D「僕もでたように思う。これかいな。」
B「ああ、これはきれい。ほらこの部分がはしご状になってんのがわかるでしょ。」
とか・・・・。
あるいは、別の方向からはこんな単語が時折聞こえてくる。
「・・・臭素が・・・・。」
「アセチレンの・・・。」
ええそう・・・。
カニの素揚げが出てくれば、
「お、寄生虫は大丈夫か?」
なんて発言が出るし、最後のデザートでは、
「このアイスクリームについてるフルーツって何やろ?」
「これはりんご?」
「いや、梨やろ。」
「でも、梨やったら厚角組織のぶつぶつの感じがないですね」
「あれって、厚角組織やっけ、厚壁組織やなかったっけ。」
とかとか・・・・。
いやあ、楽しゅうございましたよ。