hyla’s blog

はてなふっかーつ!

山に行こう!

タヌキ(死体)



 ブルーな時には、山に限る。意味もなく、ぜいぜい息を切らして山に登れば、血の巡りが良くなるからか何か知らないが、それなりにマシになるし、時には良いモノも拾ったり見たり出来るのだ。


 ということで、昼過ぎから出かけた。
 「マルク、どうする?」
 と我が家の犬に声をかけると、デイパックを持って、コートを着た姿を見て、既にシッポをぶりぶりに振っている。ということで、マルクと山へ向かった。



 今日は天気は良いが、無茶苦茶寒い。庭の氷はまだ溶けていなかったし、山の地面も霜が降りていたようで、ぼこぼこになっている。それを靴で砕きながら、休み休み登った。
 こんな日に、山に来るなんて莫迦な人間はそんなにたくさんはいないだろう。犬は放して、のんびりと登る。このところの運動不足がたたって、坂道を登るとすぐに息が切れる。うーむ。春には仕事で同じ山を登らなくてはならないのに、このままでは大丈夫であろうか。微妙に不安。でもまあ、犬と来る分には、自分のペースで登るので、問題ないのである。


 最後の方はホントにえらかったのだが、それでも何とか1時間内に登り終えた。山頂の小さな祠に手を合わせて、さっさと下りる。そして、登り口まで下りて来たところで、マルクが発見してくれたのがこれ!



 そう、タヌキ(死体)である。(わかるかな?)



 タヌキの毛の色はこうやって見てみると、ホントに保護色になっていて、マルクが近づかなければ、きっと見過ごしていただろう。割と小振りなタヌキで、死後硬直も溶けていない。匂いもないし、虫も来ていない。何より、まだ眼球が乾いてもいないから、きっと昨日かおとつい死んだのだろう。外傷はないし、こんな所で交通事故はあり得ない。疥癬とかでもないし、いったいなんで死んだのかは不明。

 
 よっぽど持って帰ろうかと思ったのだけど、持って帰っても入れておく冷凍庫がない。ということで、写真だけ撮って帰った。



 
 


 

 うん、確かに山に来ると良いことはあるね!