hyla’s blog

はてなふっかーつ!

茶会に座る

お華を入れました


 何とも忙しい日曜日であった。というのも、近くの寺で茶会があったからだ。

 
 その寺では、秋と春に「錦桜茶会」という茶会を開く。茶会の席主は、地域のいろんな流派の先生で持ち回りだ。本席と野点があるし、この茶席をする会に入っている先生は7.8人なので、まあだいたい4年に1度は必ず回ってくる。うちの先生は来年の春の本席の担当で、受付は次の席主が担当する決まりなので、先生は受付。で、そこに一緒に座りなさい、と・・・。 

 「今度の茶会は、受付やけんね。一人ではどうもだから、誰か一緒に座ってね。一日とは言わないけど、まあ半日交代くらいで。Sさん、Tさん(わたし)、予定は?」
「ええと、予定は・・・ありません・・・。」
「ほな、どうする?どっちが午前で、どっちが午後?」
 
互いに、顔を見合わせるアタシ達。そして、眼でサインを・・。
 「ゴメン!朝早くはこらえてちょーだい!」
 「わかった。朝の方やるわ。」

 と、意志を通じあったところで、返答。
 「先生、私が朝でどうでしょうか。Tさん(私)はお華を入れないかんし。」
「そやね。ほなそれで。」

 ええ、そうなんです。ここのお茶席では、それぞれの先生が2杯ずつお華も入れるんですよ。お華を入れるとなると、当日朝8時半までに華を生け、かつ4時にはとりに行かなきゃなんない!そして、今回私はその係になっちゃいました。ということで、朝早くに着物に着替えて・・・ってなことはこらえていただいたのですが、それでもまず朝7時過ぎからお華を入れて、一端家に帰り、着物に着替えて12時までにお寺に行き、受付で約4時間正座して帰る、と、そういう事ですな。


一日、暇無しやんか!


 ええ、しましたよ。頑張りましたわ。 



ああ、でもしんどいです。ええ、もう疲労困憊です。そして、何より4時間の正座はやっぱり苦しいのであります。帰ったら、もう着物を脱ぎ散らかして、まずは水分補給を致しましたよ。

 11月は文化関係の行事のものすご〜く多い月です。日本文化ってのは、こうした私たちの努力で支えられているのでありますよ。



 やれやれ・・・・・。