サイン本を入手する
学会ではどこでもそうだろうけれど、関連の本や物を売ってたりする。今回も鳥学会だから、文一総合出版(鳥関係の本)やら双眼鏡のメーカーが展示販売を行っていた。
更に受付の脇では、この本が売られていた。
- 作者: 中村浩志
- 出版社/メーカー: 山と渓谷社
- 発売日: 2004/05/13
- メディア: 単行本
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これは昨年出た本で、非常におもしろい本だ。今年の夏の、中学生向けの課題図書にもなっている。子供でもわかるように平易な文章で書かれてはいるけれど、非常に内容の濃い本でおもしろい。で、この本の著者は信州大学の教授で、この度の松本大会の大会会長だ。(ついでに日本鳥学会の会長でもある。)だから受付の脇で売ってたりする。
きっと売ってるだろうとの予想通り、受付横の机の上に置かれた本をみて、しばし考えた。
「買うべきか、買わざるべきか・・。」
いや、別に持ってないわけではない。実のところ「おもしろい」と断言できるというのは、既に買って読んでたりするのだ。でもここは信州大。著者はここにいるに決まっている。だったら、買って頼んだらサインくらいしてくれないだろうか、と思ったわけ。
恥はかきすてだし、別に悪い事を頼むのでもない。少々図々しいかもしれないが、まあダメもとで・・。と思って言ってみた。
「あの、すいません。えーっと、この本なんですけど、もしできたら作者にサインなんかしてもらえたりしませんか?」
「え、この本ですか?中村先生?」
「ええ。ダメですかね。」
「先生は確か今上におるやろ。言ってみたら。」
ということで、何と著者を呼びつけてしまいまして、無事サイン本をゲットいたしました。
やったもんね!(^o^)
これで、クモ学―摩訶不思議な八本足の世界、ウグイス―一夫多妻の鳥 (BIRDERスペシャル)、生きものは昼夜をよむ―光周性のふしぎ (岩波ジュニア新書 (352))、スズメバチの科学に続いて5冊目のサイン本になった。
サイン本を集めるなんてことは、まあミーハーでバカげた事かもしれない。けれど、私だって何でもかんでもサインをねだるわけではない。本当におもしろい、と思うからこそ、サインをお願いしてみるのだ。もっともっと頑張って良い本を書いて欲しい。そういう気持ちを込めた、ささやかな応援のつもりでもあります。(だから上にあげた本はどれもオススメ!)
ということで、中村先生ありがとうございました。