hyla’s blog

はてなふっかーつ!

鳥を見る

鳥がいます


 朝8時半から鳥を見ていた。月一回のラインセンサス。今年の1月からやっている。生物は季節によって種類が変わるから、1年間やってみないとこの辺りの鳥の種類だってわからない。7月まで7回しているから、あと5回だ。


 でも鳥を見るのも適当な季節というのはあって、鳥を見るには一般的に秋から冬がよい。植物も葉を落としているから見やすいし、冬鳥がやって来ているから種類も多い。春も悪くはない。繁殖期を迎えて、それぞれ囀りがよく聞こえる。
 が、夏は最低!暑いし、鳥は少ないし、見にくい!

 でもやるのだ。



 と言うことで、今にも降り出しそうな中、歩き出した。


 住宅地の中は、相変わらずスズメばっかり。でも、天気が悪いからあまり見られないのでは?と思った割にはまずまず姿を見る。


 そして、川づたいに歩き河口へやって来た。川の中州には白っぽい花崗岩がごろごろと転がっている。一見何もいない。が、いるはずだ。実は昨日の夕方、予習をしてきているのだ。どうもシギがいると思ったから、今日はフィールドスコープを抱えてきている。早速フィールドスコープを取りだして眺めた。いるぞ、シギだ、シギ!何シギ?中型。脚は黄色。まっすぐな嘴。その時鳥が鳴きながら飛んだ。「ピュイ ピュイ」尻上がりなその鳴き声は独特だからすぐにわかった。キアシシギ旅鳥だ。もう渡りを初めている。更によく見るとコチドリの幼鳥が10羽くらい隠れている。それに、イソシギもいる。結構いるではないか。



 そして、更に海岸に向かった。海上を見ていると、背後からひゅいと黒い陰が見えた。ツバメ?と、振り返って見上げると結構いる。群れだ。ど、どうする〜?いったい何羽いるんだ?わけわかんないくらいいるよ。と思いながら見あげ、気がついた。大きい。これってツバメじゃないよ。大型のブーメランみたいな黒い鳥。アマツバメだ。アマツバメの群れだ。群れは上空高く、見えなくなる辺りまでびっしりいる。必死に数え、さっくり50羽。ということにした。

 
 やれやれ、と思ったら今度はまた群れが来た。群れはどれも西から東に移動している。これは別の群れ?


 と言うことで、アマツバメの群れは3つ確認。


 
 
 シギにアマツバメに・・・。

 
 うーむ、季節は着実に変わっているようです。