hyla’s blog

はてなふっかーつ!

朝もはよから


 今朝は5時過ぎに起きた。朝の弱い私にはあり得ない時間である。目覚まし2つに、ケータイの力を借りてようやっと起床。マルクの散歩に行く。さすがにマルクもこんな朝早くに散歩とは思わないらしく、ぐっすり寝ている。つついても目を覚まさない。しょうがないので前足を持って引っ張ってやったら、ようやく起きた。

 でも何でこんなに朝早く起きたかというと、「朝茶」があるからだ。

 
 「久しぶりに朝茶をします。着物は浴衣でもいいから。ただし、朝茶だから普段の稽古よりははやくね。」

 
 と言われれば行くしかあるまい。綿絽の浴衣に着替えいざ出陣。ちなみに朝の6時ですよ!


 ではいったい、「朝茶」とは何なのか?


 「朝茶」というのは、お茶事の一種である。お茶事というのは食事のついた茶会の事だけど、季節によってやる時間が変わるものがある。
 「正午茶事」というのは一番一般的でどの季節にも行う。お昼に昼食を食べられるように時間を見計らう。
 それから冬には「夜話」何て言うのもある。夕方に集まって、和ろうそくの灯りでやる茶事だ。
 そして夏には「朝茶」。夏は暑いから、涼しい朝の間に茶事をすませて暑くなる頃には終わろう、という茶事。従って夜が明けたらすぐ始める。だから5時頃から始めても良いのだけど、それはさすがにさすがに・・・。とはいえ「朝茶」だから、6時には行っておかねばならない。おかげで前日の夕方には、準備で掃除やら道具の用意をしてきたところだ。


 必死で準備をして、お茶事だから席入りから開始。お炭出前の後は点心(食事)それからお濃い茶とお薄を「続き薄」(お濃い茶の後そのままお薄をするお点前。別々にやるより少しだけ時間が短縮できるので朝茶ではよくする。)でやっておしまい。



 はあああああ〜。疲れた〜!




 お茶事は確かに勉強にはなる。準備、人前できちんと食事をする作法。それに全体の段取り。こうした事は経験しないとわからないものだし、やりたいと思っても必ずしもできるわけではない。やる気があっても人数がいないとできない。


 それをあえてやってくださる先生は、有り難いことです。




 とはいえ、疲れる。

 ということで、後はひたすら昼寝の一日でございました。