音楽
Star Wars が大層な話題だ。いきなり、全国ニュースにも公開初日の日の様子が取材されてるし、テレビでも過去の作品が放映される。と、なれば音楽もその度に聞くことになって、気づくと頭の中にはダースベーダーテーマがぐるぐるエンドレスで流れてたりする。ディラン効果である。
こういう、ディラン効果の起きやすい音楽って実際けっこうあると思う。幼少期に耳になじんだ音楽は、特にどうしてもそうなりやすい。
例えばロート製薬の歌
「ロート・ロート・ロート。ロート・ロート・ロート。ロート製薬〜♪」というあれ。
例えば日立の歌。
「この木、何の木、気になる木♪」という奴。
とはいえ、これらの歌は頭の中で流れて、そしてついつられて歌ってしまったとしても、まあどうしようも無いこともない。その時代に日本で大きくなった子供なら、大抵同じような体験はしているから、
「あら〜(笑)。」
と笑えばお終いである。
が、このダースベーダーのテーマについては、ちょっと状況が異なる。この音楽を聴くと、頭の中では常に
「て〜いこ〜くは、いつも強い。戦艦は〜いつも〜弱い♪」
と歌詞つきで、音楽がぐるぐるし始めるのだ。
歌詞付きで!
当然だが、こんな歌詞を知ってるのはかなりなオタクだ。(笑ったあなたは、同類!)
いや、私はそんなSF大会に行くような、そんなオタクではございませんでしたよ。ええ、でも周りの人間に、そういう大会に行くような人間が多く、気がつけば私も可憐な女子高校生(笑うな!)にも関わらず、歌ってたんです!
ええ、「海底軍艦ゴーテン号」だって歌えますともさ!
(関係無いけど、このタイトルもはっきりとは知らないなあ。)
テーマ音楽の開始と共に、私の中では葛藤が始まる。
う、歌いたい。ああ、駄目よ。ここで歌っちゃ、SFオタクと思われちゃうわ!駄目よ。駄目。変な目で見られるわ。ただでさえ変な人と思われてるのに、ダメよ、これ以上!
これってかなりストレスが溜まる。そして、どこもかしこも、Star Warsな今日この頃・・・、苦しい。
ディラン効果、恐るべし。