茶会をやる
昨日はお茶会であった。
行くのではなくて、やる側である。所は今売り出し中の「讃州井筒屋」。かなり以前に建てられた立派なお屋敷だったけど、倒産して持ち主が手放したのだ。それからも放置されっぱなしだったけど、この度手直しをして、観光施設として売り出し中である。
で、とにかくまずは人を集めなくてはならないので「茶会をやる」というプランをたて、地元のお茶の先生方にやらせたわけだ。先生方に席を持ってもらうと、当然先生方が券を売って客を呼んでくれる訳で、人件費もいらず宣伝にもなっていいアイディアだ。建物も風流でお茶によく似合う。
が、それで先生に駆り出された弟子どもは、もはや疲労困憊だよお〜!
6月の茶会は、単衣という裏地のない着物でやる。けれど、単衣でも暑い!そして何より気を使う。今回は地元の4流合同の茶会である。お茶というものは、それぞれ流儀が違えばお手前も道具も何もかも違う。それを一緒にするとやりづらい!そして後でとやかく言われないように、粗相のないように・・。
それでなくても、お茶会というのは純粋肉体労働だ。立って、座って、歩いて。立って・・・。特に正座から立つときは思いっきり足の筋肉を使う。ほとんど一日スクワットをしているようなものだ。筋肉痛になることだってある。
で、今回はさらに合同茶会。
・・・・・。
ふつうはお茶会が終わって、着物を脱いで一息つけばそれなりに動けるのだが、今回はもはやダメ!
帰って着替えるなりそのまま死んだように眠ってしまいましたとさ!
ちなみに来てくれたお客は約400人。盛況だったといえるだろう。
この成功に気をよくして「来年も・・・。」と言い出さないことを祈ってます。