もらう
忙しいときに限って、手間のかかることがおきる。
昨日の朝のことだった。
「こんなんが、家の前におった。」
と差し出されたのは、写真のようなもの。
そう、スズメ。それも幼鳥。
・・・・・・。(善意よ。善意。だから笑顔で受け取るの!分かってるわよね。<心の声)
「ありがとう。これ、もろてえん?」
ともらったはものの、幼鳥というのは手間がかかるもの。かつ、これは大きさからみても、ちょうど巣立ち雛。放っておけば必ず近くに親鳥がいて、親鳥が面倒をみるのだけど、拾ってしまったら人間がやるしかない。けれど、巣立ち程度に育った雛というのは、人間に対する警戒心もあって、餌をやっても受け付けない。無理矢理に押し込むことになって、非常に手間がかかる。かつ、それでも育たないことが多い。
はあああ・・・・。
もらったのが死んでいるものならば、とっても簡単だ。そのまま計測をして冷凍庫に放り込む。適度にたまったところで、しかるべき筋に送ればOK!スズメの場合は、北海道に送る。北海道大学の大学院にスズメのDNA分析をしている人がいて、全国のスズメの死体を集めているのから、クール宅急便で着払いで送ればいい。
けれど、生きているのは面倒見るしかないわけで・・・。
大変です。
ちなみにスズメの死体の送り先はここ
http://www.bird-research.jp/1_newsletter/pre/BRNews0204.htm#anchor2