食べるものをつくるという不毛の作業
我が家で食事をつくる役目となっているのは、私である。いわゆる家事というのは、とりようによっては不毛だし、とりようによっては創造的な作業である。私にとっては、もちろん不毛な作業!だって、毎度毎度つくって毎度毎度片付けるわけで、めんどくさい!
それに、特に途中で手出しをされるのが極点に嫌いである。いらないと思う食材がいつの間にかあったり、冷凍食品だの肉だのが冷蔵庫にきゅうきゅうに入っていたりしすると、非常に腹が立つ。食べもせずに半年以上冷凍庫に入っている冷凍食品があって、何故に半額だからと言って更に買い足すのだ?基本的に肉は使いたくない(この理由について述べ出すとまた長いので略)のに、安いからという理由でどうして肉が2パックも3パックも入っている?
で、一気に食事をつくる気力というのは失われる訳である。
ということで、ここ2,3日は手抜きの極地を極めた。だいたい帰りスーパーで買う頃にはお総菜は半額なのだ。ある意味、経済的ですらあるのだ。
が、さすがに食材が場をとるし、傷みそうにもなっているし、ということで昼からひたすらつくった。
・ほうれん草のごま和え
・エリンギとワカメのスープ
・切り干し大根の煮物
・肉じゃが
・ナスとタマネギの中華風いため
の計5品。所要時間約1時間。
たぶん手際としては良い方だと思う。(味についてはコメントを避けたいが)おおむね家事の手際は悪い訳ではないのだ。家庭科は5だったのだ。が、したくないというか、したくなくなるのだ。
冷蔵庫にはまだまだ食材が入っている。減らない。私が買った訳でもない肉にぎょうざに冷凍食品の山にジャガイモに人参に・・・・・。大ッ嫌いなめんつゆが1リットル瓶でいつの間にかあるし、賞味期限のきれた焼きそばもある。
私の理想とする台所は、冷蔵庫は、「何もない。」と言うものである。
1週間分の食材を買ったら、1週間でなくなる、と言うものである。
苦心惨憺して何もない状態に近づける。いつの間にかものが増える。
このくり返しなのだ。
不毛、不毛、不毛・・・・・・・・。
家事なんて大ッ嫌いです。