鳥を見る
本日は昼から鳥見としゃれこんだ。というか、仕事の関係でデータをとっていたほうが良さそう、というので鳥を見にいったというのが本当。でもこういう事をしていても、仕事をしていると評価は全くされないわけで、少々悲しい。が、まあ自分のためでも有ると納得させる。
それに、実際それなりに楽しい。曇りがちの2月の最高気温8℃なんて日に、風が吹き付ける中、フィールドスコープを覗くのは、それなりにつらいと言えばつらい。けど、思いもかけない「良いこと」もある。
宮池という神社の前の大きな池で、まずはカモをカウントした。コガモむちゃたくさん。ハシビロガモたくさん。マガモちょっと。で、これのカモは大量の枯れバスの中にいるので、うんざりしながらカウントした。で、移動して近くの蓮池という山の中の池に行った。けれど、ここはハズレ。ゼロ匹。
で、何となく背後の山を見てみた。と。大きな落葉広葉樹に、何か丸いものが4つ見えた。何かの巣か?と思ってフィールドスコープを向けてみると、これがアオバト。アオバトって、こんな低い所にもいるんだなあ、とひとしきり感心。アオバトは丸くなって枝に止まっていた。そのまま夜の眠りについたかもしれない。
ついでにその後、いつも行く里山の近くの溜め池に行ってみた。山の西側に有るその池は昨年改修されたためか、何もいなかった。で、いつもの山でも北側から見るとずいぶん雰囲気違うなあ、と思いながら山の上を見てみた。と、何かタカ類が飛んでいる。白さはなくて、ミサゴではない感じ。トビとも感じが違う。ということで、ひょっとしたらクマタカかもしれないと思った。双眼鏡で覗いた感じだけなので、確証はない。けど、クマタカだったら、これまたお初。
タカは2羽いて、山の上を2羽で円を描きながらどんどん高く登っていった。
山の西側にはいくつか谷もある。クマタカは谷に巣を作るというし、こんど、気合いを入れて探してみようかと思った。
帰り道に、山の中の田んぼに出来た水たまりを覗いてみると、案の定ヤマアカガエルの卵塊が見えた。先日の雨の晩に来たのだろう。
外はやっぱり楽しいよな、と実感。