hyla’s blog

はてなふっかーつ!

何の羽根

落ちてた羽根


 本日は仕事納めでございます。といっても、特別に何かをするとかいうことはありません。だらだらと仕事をして、適当に片づけて終わりです。
机の周りを少しは整理して、外へ出ました。久々に、いろんなものをゆっくり見ます。サザンカが盛りで、顔を近づけると、ほのかに香ります。ヒヨドリが2羽、サザンカの茂みの中から飛び出して行きました。

 
 と、中庭にの藤棚の下で、黒い羽根が一枚落ちているのに気づきました。長さ7㎝幅1㎝くらいの尾羽で、色は真っ黒。それもカラスの羽根のような、黒なんだけど、光の加減によっては青くも見える黒さです。あまりみかけない羽根です。いったい何の羽根でしょう?辺りを注意深く探して見ました。すると更に何枚かの羽根を見つけました。次列風切羽が2,3枚。それに尾羽。どれも黒くて、少し茶色の部分もあります。羽根の大きさからして、ツグミ大の鳥でしょう。で、いったい何?

 
 見たことがなかったので、そのまま持ち帰り、「羽根図鑑」で調べてみました。ツグミの仲間?と思いながら見ていると、よく似たものを発見!「コムクドリ」これか?と思ったものの、コムクドリ夏鳥でした。却下!
 
 更に調べていて目についたののは「イカル」これなら冬にもいる鳥です。羽根の青みを帯びた黒さがぴったり。「落葉広葉樹林で繁殖し、冬季には温暖地の低地に来て群れで住み、ムク、エノキ、ニレ等の実食べる」そうですから、たぶんこれでしょう。生きて動いているイカルは、まだ見たことがありません。たぶん窓に衝突した後に、カラスに食われて羽根だけになったのでしょう。カラスの前に発見できていたら、と悔やまれてなりません。
 
 
 でも羽根だけでも証拠になりますから、大切に台紙に貼り付けて保存したいと思います。

 
 
 ちょっと外を歩くだけでも、いろんなものを見つけられるものです。
うん、嬉しい・・・。