やってきました
小学生向けイベントを、やってきました。「理科離れの子供たちよ!理科へかむばっく!」ってな趣旨のイベントで、だいたいのスケジュールは以下のようなもの。
科学体験ショー
「さあ、不思議だよ!科学マジックショー!」
「さわってみようよ。謎の液体、液体窒素!」
科学体験ブース
「化石って欲しいよね。レプリカだけどつくってみないかい?」
「ぶーめらん、ぶーめらん。あなたの〜ぶーめらん♪」
「ラテックスって知ってますか?怪獣ゴム!」
「秋の実りを遊ぶんだ!」
(注:タイトルは、ホントはもっとマジメです。)
で、「秋の実りで遊ぶ」というテーマで、ワタクシめは活動していたわけです。
ここでは更に3つの活動が用意されていました。以前にも書きましたが、
秋の実りを吹こう(木の実笛をつくる)
秋の実りを飾ろう(どんぐりキーホルダーをつくる)
秋の実りを食べよう(ドングリ食べる)
という3つです。私は「木の実笛」を担当していました。木の実としては、ツバキとマテバシイを用意しました。手順は紙ヤスリで実に穴をあけ、ピンセットで中身をほじればできあがりです。
時間が来ました。
「ここでは何できるん?」
と、がやがや子供がやってきました。早速、がりがり穴を開けています。子供には保護者もくっついてきます。
「おっ、笛やな。懐かしい。」
「どうするん?これ。」
「そこをな、もっと穴を大きいに開けるんじゃ。不器用なやっちゃな。貸してみ。」
おとうさん、ピンセットでほじほじ頑張ってます。おとーさんが、やってます。子供は見てます。
「お、完璧!どや。」おとーさんがやって、帰って行きました。
こっちでは、別の親子がやってます。
「懐かしいなあ。子供の頃ようやっりょった。帰りながらブロック塀にこすりつけて、穴を開けるんや。ツバキやと、塀に茶色の線ができるし、ソテツの実でやると、赤い線がつくんよな。それで、怒られて学校に電話されたわ。」
おとーさん、子供の頃はワルガキだったようです。
「ええか、ツバキの実を学校でみつけたら、形のええのをよってな、持って帰るんや。さっさとせな、ええのはとられるで!」
・・・・。指導が、入ってます。
となりのブースでは、おかあさんがリリヤンの紐や鈴に対し、並々ならぬ執着を示しながら、キーホルダーづくりに取り組んでます。
ということで、どのブースとも盛況でございました。予定時刻を30分ほど超過して、無事イベントは終わったのでございます。
今日、小学校へ行ってきました。
今日べんきょうしたことは、
「イベントは、大人 が、楽しめるようにつくった方がよい!」
ということです。楽しかったです。
おしまい。