hyla’s blog

はてなふっかーつ!

届いた


 これが、届いた!(*´▽`*) ペラペラハネカクシの記載論文だ。

 
 早速、開いて眺めてみる。嬉しいなあ。生物の学名に自分の名前のつくなんて機会は、一生ないと思ってたよ。英語だし、形態についての表現はわからないところもあるけれど、まあそこはよく知っているハネカクシなので、問題なし。


 これによると、私がペラペラハネカクシと呼んでいるものは、香川以外では島根、大分、神奈川で採れているようだ。でも、他の地域で採れている個体数は、皆一桁だなあ。ペラペラハネカクシは、時期さえ間違わなければいくらでも採れる、というか嫌になるほど採れると思っていたのだけど、そうでもないのかしら。他の方は、たくさんいても一部しか採ってないってことかな?それともひょっとして、波穏やかな瀬戸内海って、潮間帯の生き物にとってとても良い環境なのか?

 
 まあ、その辺を明らかにするのは、私だけでは無理。でも、眺めていると疑問が広がってくる。

 
 
 ペラペラハネカクシは、瀬戸内海沿岸はたぶんどこでもいる。では、寒い時期に活動するこれは、北はどこまで分布しているのだろう。同じ属の北海道にいる種の分布とは、重なっているのだろうか?温かい南の方はどこまでいるんだろう。

 
 ってな事が、こうした潮間帯性の生き物が消えてしまう前に、明らかになりますように。