久々に

　ちょっと落ち着いたので、久々に花などまじめに生ける。と言っても、枝は我が家のハクチョウゲを切ったものだし、菊やアスターは農協で買ったものの一部。花代は約２００円という、相変わらずお金をかけない花だ。そんな有り合わせのものだから、生けるのは結構難しい。

　生け終わって見てみると、やはり花のに対して枝が細くて弱いねえ。それに、枝が交差しているところがあるし、一部葉が裏を向いている。でも、ただでさえ細くて弱いハクチョウゲの枝を切ると、ますます弱くなってつり合いが取れなくなるから、まあこの辺で妥協。

　
　こうやって自分だけで生けると、よくも悪くも、自分の癖がはっきり出る。自分の型に入れてしまう、と言っても良い。でも、私自身は、自分の花はあまり好きではない。もう少し、すっきり生けられたらいいのに、何となく野暮ったい感じがあるんだよね。結構長く花を生けてきた割に上手くないというのは、この方面にあまり才能がないからだろう。

　とはいえ、秋になると華展もあるし、ちょっとは練習しておかねばヤバい…。