hyla’s blog

はてなふっかーつ!

試みる


 思えばちょうど海岸で昆虫を調べ始めて、そろそろ3年あまり。掘る調査を始めてからも、1年がたつ。そして先日、何となく暇な時に自分の書いたものを読み返してみると、かなり嘘がある。というか、わかっていないままに書いていることがたんまりあるからねえ。と言うことは、昆虫のプロフェッショナルなら、大笑いするような間違いを山ほど書いているのは確実だ。


 ああ、ひょっとして、にやにやしながら見られてたりするんだろうか…。


 で、でも、私は専門的に昆虫について習ったことはないし、ずっと昔から昆虫マニアというわけでもない。昆虫の同好会とかにも入っていないし、そもそもの基礎教養がないんだよお。大学の実習で、昆虫採集を1回やったのと、一度だけ国立科学博物館でクモや甲虫、ハチ類について講義と実習を受けたことがあるくらいだ。でもって、その同定の難しさに、挫折感を抱えて帰ったなあ。


 でも、素人だからと言い訳して同定の努力をしないから、いつまでも知識が身につかないのだ。もうちょっとは努力しないといけないかな、とか殊勝なことを考えて、先日イソハネカクシについて同定を試みてみた。
 イソハネカクシなら、文献がネット上にあるし、種類もそれほど多くないなら、いけるかも…。



 しかし、ぼちぼち検索表を見たけれど、私には英語がわからぬ。英単語がわからない!
 そして、解読できたところに「イソハネカクシの仲間は、ほとんどは大きさや色、形で同定できてしまうけど、やっぱ生殖器を見るのが早いよ」ってなことが書いてあった。(ような気がする。)
 

 って、それってどういう行為のことさ。
 どんな手順で、何を使って、どういうことをやるんだ?さっぱり想像もつかない。
 今の私には、絵あわせが精一杯なんだよお。



 と言うことで、やはりよくわからないということがわかりました。
 素人の哀しさよ…。