空振り

　今日もお休みだったので、ひたすら海岸を探して走り回った。そうしてわかったのは、砂質は海岸によって相当異なるということ。まあ、当たり前なんだけど。
　
　

　今日行ったのは、例えばこんな感じの浜辺だった。どちらも、とても綺麗。一つは海水浴場で、もう一つは、その奥の人があまり入らないところ。
　

　
　どちらも、決して悪い海岸じゃない。穏やかな波が寄せる、なかなか綺麗なビーチだ。海岸の大半は細かな砂で、乾いた白い砂を触るとふわふわとしていて、クリームのようだった。波打ち際には、スナガニの穴があって、アマモがたくさん打ち上げられているところを探せば、アバタ系のハネカクシはどっさり、それにトビムシもいる。けれど、それ以外はあまり生き物を見ない。
　この辺は、ずっとこんな美しい海岸線が続く。美しいけれど、これではどこでも目的のものは全然採れない。

　最後に行った海岸が一番砂の感じは良かったけど、そこでも見たのは、アバタ系ハネカクシと大量のハサミムシ。ここのハサミムシは、結構太くて立派だったけど、何というハサミムシだろう。ハサミムシはわからないなあ。

　

　香川でも、場所によって海岸の砂の感じは随分違うという事がわかったのは収穫なんだろう。一応データにはしとこうと思って、普通のアバタ系は採集してきたけど、丸一日頑張ってこれだけというのは結構へこむ。
　綺麗なお月様でも見て、元気だそう。