hyla’s blog

はてなふっかーつ!

「Life Everlasting」


 楽しい時は、あっという間なのである。あっという間に、予定がずんずん消化され、帰る日が近づいてしまった。帰ると、現実が待っている。寒さが待っている。帰りたくないって、思うわな。


 とは言え、もう明日は帰路。そして今日は少し自由時間があったので、大きめのショッピングセンターへ行ってみた。本当は、もっと別の博物館とか、そういうところにも行ってみたかったのだけど、そこまでは時間がなかったのだ。

 

 そして、結局買ったのはこれだった。

Life Everlasting: The Animal Way of Death (English Edition)

Life Everlasting: The Animal Way of Death (English Edition)

 
 ええとその、旅行先で本を買うことの愚かさはよくわかってる。荷物が重くなるし、今時Amazonで注文すればどんな本だってすぐに買えるのだ。けれど、よく考えると、洋服とかバッグとかブランドものとか、そういうもので特に欲しいものもなく、やはり本屋の方が見ていて楽しい。そして、これを見つけたときは、もう舞い上がったね。

 ベルンド・ハインリッチの本は、ずっと以前から好き。日本語訳されているものは、多分全部持っていると思う。けれど、最近はあまり翻訳されなくて、こんな本がでているのも知らなかった。
 だから、2012年の本らしいけど、自分にとっては新刊!まだ読んでない。そしてこの本のテーマがまた、死んだ生き物がどのように分解されていくかって話でしょ。表紙絵からして、スカベンジャーのカラスに糞虫、ハネカクシにモンシデムシにヒラタシデムシ?このところずっと見続けていたもの達。ほんと、興味の直球ど真ん中って奴だし、これを買わないって手はないでしょ。これを買わなきゃ、女がすたる。いや、こんなものを喜んで買うから女が廃るのか…?
 
 まあその判断はさておき、とにもかくにも見つけてしまったこの本を、私は手放せなかったわけで、荷物が重くなるのはわかってたけど、洋書ってこともわかってたけど、ついつい買ってしまったのだな。


 しかし…、英語。いや、どうしようもなく難しい英語ではないと思うので、これくらいは読めなくちゃいけないとは思うけど、昔っから最も嫌いで苦手なのが英語…なのだ。
 日本語訳を、どこか出版してくれないかな…。


 ちなみに調べてみると、4月には同じ作家によるこんな新刊も出るらしい。

The Homing Instinct: Meaning and Mystery in Animal Migration

The Homing Instinct: Meaning and Mystery in Animal Migration

 
 これも読みたいな。できたらこれも、どこか日本語訳を出版して…くれるわけないか…。「どうぶつ社」が今もあったら検討してくれたかもしれなけど、生物系の良い本をたくさん出してくれていた「蒼樹書房」とか「どうぶつ社」とかが、無くなってしまったのは、本当にとても残念。



 まずは頑張って、「Life everlasting」にトライして、それからmigrationを買うかどうか考えよう。