hyla’s blog

はてなふっかーつ!

何とか続けてみる

 今日も雨が降って、夕方ようやく雨が止んだ。

 そして、5時過ぎにやっぱり山へ向かった。今週もまた、まるで佃煮のようにごっそり採れると、それは悲しい。けれど、半年採り続けて、何となく止める踏ん切りがつかなかったというのが正直なところ。



 そして、雨が上がったばかりでむっとする山に入った。どこもかしこもぐっしょり濡れて、たちまちのうちの靴にまで水がしみこんでくる。薄暗い山道を歩いていると、ブーンとハチの羽音がして、見上げるとスズメバチが木に止まるところだった。木にはカナブンやら、クワガタもいるようで、多分樹液が出ていたのだろう。
 少し近くまで下りて来たクワガタを捕まえると、こんな奴だった。


 クワガタってよくわからないのだけど、これはノコギリクワガタだそうな。つるりと綺麗で、採ろうかと思いつつ、何となく逃がしてやった。




 そして、どきどきしながら藪に入り、FITを除いた。一つ目は、普通。ちょびっと入っている。そして、先週のあの猛烈に入っていた方はというと、こんな感じ。



 やっぱり、前回は入り込んだ虫が腐敗して、それが原因で多くのゴミムシ類が入った模様。そして、腐敗の原因は、多分酢酸が雨水で薄まってしまってたから。そしてそれは、その前の週にザーザー降りの雨の中で回収して、酢酸を足すのが少なかったからだろう。
 実は、前回のあの虫の佃煮はもう二度と嫌だったので、日曜日にも回収に来ている。そのときには、前回ほどではないものの、やはりセンチコガネやヨツボシモンシデム、シゴミムシ類が結構浮いていて、これは多分液に虫の腐敗臭がついていた為だろう。そこで、液を全部捨てて綺麗な水と、酢酸をたっぷり足しておいていた結果がこれ。やはり夏場は特に、1ヶ月に一度くらいは水を変えた方が良いみたいだね。



 回収を終わって帰りの道筋には、あちこちにキノコが見えた。ホコリタケの仲間や、小さな小さな担子菌類。こんな菌類があるなら、キノコムシ系が一杯採れそうだ。

 


 そして、山道の終わりのところで、低く下草の間を飛ぶオレンジのものがいたのでつい捕まえたらこれだった。


 

 ちょっと小さいし、色合いからしてヘリグロリンゴカミキリかな?とりあえず、リンゴカミキリシリーズ3種目だ。



 でも、この忙しい最中に、こんなものまで採るってほんとに馬鹿…。