hyla’s blog

はてなふっかーつ!

回収に出かける

いろいろあるのだ、やることは。けれど、どうにもテンションが上がらない〜。なので、ちっとは明る〜くなれるかしらと期待を込めて、本日も夕方虫の回収に向かった。


 この辺では確か週の頭にぱらっと雨があったけれど、山はどこもかしこも乾いてしまっている。緑は濃いけれど、植物は少ししおれ気味で、できれば雨が降ってほしい頃だろう。山道に入ると、ハエや蚊が耳元でブンブン言いながらまとわりついてきた。そういえば、虫よけを持ってこようと思って今日も忘れた。
 そういう虫たちにちょっとイライラしながら藪に入ると、地面の乾いた枯れ葉が思い切り引っ掻きまわされていて、またイノシシがやったんだろう。けれど、FITは無事だったので、そのままいつものように回収し、水と酢酸を少し足してお仕舞い。



 で、そのままヤブ蚊を避けて埋まった池に入った。台風で大量の土砂が流れ込んで、まるでグラウンドのようになった所はとても歩きやすい。そこを歩きながら周囲の植物を見て見ると、こんなものを見つけた。


 ナナフシくん。何となくナナフシって好きだ。じっと頑張って小枝のふりをしているのを手に取とろうとすると、ぽとりと落ちて逃げようとした。それを拾い上げて、元の所へ戻す。ゴールデンウィークの頃は、産まれたてだったけれど、ずいぶん大きくなって、どの個体も5cmを超えていた。


 
 それから、地面に太い木がぼろぼろに朽ちて転がっていて、適当にほぐすと、小さな黒い虫達と、長い脚を持った大きな黒い虫が出てきた。小さな方は黒いけれど、光の加減で虹のように光っていたから、これはニジゴミムシダマシの一種で、もう一つ真っ黒なゴミムシダマシがとれた。それから、大きな脚の長い黒い虫はホソオオクチキムシだろう。
 地面にも黒い虫がいたので、捕まえるとこちらはゴミムシの類と、何故だかチビクワガタもいた。それに、周囲の葉植物についていたゾウムシの類と、不思議な形の触角を持った赤いベニボタルの仲間を採った。 



 それと、毒瓶の底からでてきたのがこれ。

 これはリンゴカミキリかな〜?

 もう、暑い時期が来ようとしているね。