どんどん増える
こないだのFITの虫は、むろんまだまだ他の種類も入っている。そして、わからないものがどんどん増える。
これがまた、わからないものが満載。甲虫って、どうしてこれほど多様なくせに、似通っているんだろう。適応放散・収斂進化なんて言葉がぴったり。でも、素人的にはその多様性が悲しい。
と言う事で、FITはこんなに面倒だよ、という例をご紹介。
まずは、これ。
割と奇妙な形で、ホソヒラタムシの仲間かもしれないけれど、触角の形が違うような気もするし、よくわからない。
そして、これは結構派手だけど、オオキノコムシの仲間のような気はするけれど、これまたそれくらいしかわからない。
これは、多分アリモドキ類な気がする。
そしてここからはゾウムシ類。
けどね、どれもゾウムシ類としかわかりません。そもそもゾウムシのページだけでなんであんなにページ数があるんだ。特徴を確認しつつ、ちまちま見ていくには、気力と時間が無いことには無理であります。
と言う事で、わかる人にはすぐわかるんだろうけど、素人の私ではこの程度しか無理。
そして断言できる。地域の生物を採集・記録しておくのは大事だと、それは間違いないと思うけれど、素人がいきなりFITでの採集を始めるってのは、馬鹿です。よくよくよくよく、わかりました。それも、特定の虫を採るんじゃなくて、全部採るとか、ほ〜んと馬鹿。世の中には馬鹿も必要だと思うし、馬鹿やる方が楽しい事もあるけど、やっぱり時に自分の馬鹿さ加減には落ち込まさせられる。
今日、ある女の子からこれをもらった。
幻想かもしれないけれど、社会には馬鹿も必要だと、もう少し思って頑張りたいね。