年末に…

あっという間に、年の瀬が来ていて、本日は年末に大量に捨てる事になる有給休暇を少しはとるべく、休みなどとってみた。で、朝もはよから、切った枝やら草やらの庭のゴミを大量にだし、続いて台所にたった。

　まずは、保温鍋の中の大豆の水煮を温めて、豆をすり鉢にとる。丁寧にすりこぎですってすりつぶすこと、三回。で、ボールにいれたすりつぶした大豆の中に適当に麹を放り込み、これまた適当に塩を突っ込み味見。やや塩加減が強いものの、それはそれでよし、として琺瑯容器につめておしまい。

　って、どうしてこの年末に私は味噌なんぞつくっているのであろうか？
　そんな暇があれば、もちっと掃除をするべきではなかろうか、と思わないわけではない。

　しかし、買ったままにしていた大豆をたべつくしたかった。そして、保温鍋で炊いたら思ったより柔らかくなりすぎ、そして、台所のテーブルには流行の「塩麹」を作って余った麹があったんだよね。

　と言うことで、馬鹿みたいに時間と手間をかけて作った味噌は、容器に詰め込んでみると思ったより少なくて、同じ分量の味噌は、買った方がずっと安くつくという事に気づいてしまうのだった。

　
　ま、有り体に言って、阿呆…。