買うべきか?
こんなものが出るらしい。
- 作者: パトリシア・A・マキリップ,脇明子
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2011/06/21
- メディア: 文庫
- クリック: 7回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
当然私は初版本を持っている。が、大切にカバーをかけて読んでいても、やはり経年劣化は否めない。今後の事も考えて2セット目を買い込むべきか?
しかし、どうして表紙が山岸涼子の絵じゃないんだろう。これだと、中の挿絵も同様に山岸絵ではなさそうだ。
あの絵が良いのに、どうして替えてしまうんだ?
「ゲイルズバーグの春を愛す」は、内田善美さんの絵でなきゃいけないと思うし、「これがたった一つの冴えたやり方」は川原由美子の絵が良いのだ。そして、「イルス」は山岸涼子の絵でなきゃなあ…。
って、やっぱり出版社が、早川書房から東京創元社に変わっているからなのか。なら、なぜ出版社が変わるんだ?このところ、東京創元社はマキリップを怒濤のように出しているけど、それはありがたいけど、イルスまで…。てことは早川書房は「イルス」の版権を手放したってことなんだろう。例えば、東京創元さんにマキリップの熱狂的なファンがいて、その人が頑張っているのなら問題ないけど、早川書房が「イルス」の版権を手放さざるを得ないほど追い込まれているなら、ちょっと困る。
この出版不況の世の中では、早川も東京創元でもどこの出版社も厳しいと思うけど、それでもやっぱりちゃんとした翻訳物を出し続けてくれる出版社が無くなったら私は困る。なので、そう考えるといずれにせよやっぱり応援買いはするべきかなあ?
つか、これも買うから、早く「コマール」を出してくれなきゃ困〜る。