hyla’s blog

はてなふっかーつ!

NHK三昧

 夜遅く、何となくかけていたNHK荻上直子と言う方が出ていた。結構有名な映画監督さんだった。いろいろな事を語りつつ、作った映画のシーンも紹介されていて、とても映画が見たくなった。

 
 この方の事は知らなかったけれど、「かもめ食堂」の時に、何となくよさげな映画だな〜とは思った。でも、実は映画はまだ一度も見ていない。あんまり映画をみる習慣がないのだ。
 けれど、ごく普通なようでいて、風変わりで、オシャレなような田舎っぽいような、よい意味で力の抜けた画は、とてもひかれる。更に、もたいまさこのワンピースを来たおばちゃん姿が、とてもいいなと思った。最近は「雑誌HERS」みたいに、「女はいくつになっても美しくあらねばならない」という、全く無茶をいうなよ〜、と言いたくなるようなメッセージがあふれている。それができるのは、よほど恵まれた環境にいる人だけだよ、と思うのだけど、「美しくないのは頑張ってないから」みたいな雰囲気があって、思わずごめんなさいと言いたくなる。
 だけど、もたいまさこは(本当は化粧しているのだろうけど)素顔で、スタイルとか流行なんかとは別の次元にいるような自由さがあって癖があって、それでいて清潔で小気味良い。ああいう、ばあちゃんになりたいな〜、と思わず憧れる。

 もたいまさこは、昔深夜にやっていた「ねこが好き」で初めて知った。そこで繰り広げられていた、自由で風変わりでおしゃれな雰囲気はとても好きだった。調べてみると、「ねこが好き」も萩上直子さんが監督されていたらしい。思わず、なるほどと納得した。



 それから、紹介されていた「かもめ食堂」の映画のワンシーンのご飯がとてもとても美味しそうだった。ごく普通のご飯なんだけど、白いほかほかご飯をお塩だけで握ったおにぎりのおいしそうな事よ。ダイエット中だってのに、お腹いっぱい炊きたての白いご飯を食べたくなった。映画に出てくるご飯はきっと丁寧に作られていて美味しくてヘルシーで、少しでもきっちりお腹がおきる、最近流行の「タニタの社員食堂」のようなご飯なんだろうな、と思う。



 ごく普通のご飯、ごく普通の人々、ごく普通の生活、けれどそれがきちんとできるということはほとんど奇跡的なことかもしれない。だから、とても大切なもので、だからそれを丁寧に撮った映画はとても惹かれるところがあるのかもしれないと思った。

 

 ご飯といえば、NHKの朝の連続ドラマの「てっぱん」で、初音さんがつくるご飯もとても美味しそうだ。これまたきちんと見ているわけではなく、時たま目にするだけなのだけど、先週みた初音さんがおかゆを作るシーンは、手先がとても綺麗で美味しそうだった。見ていて、別に高いものでなくてもかまわないけど、新鮮な食材をあんな風に丁寧に料理して美味しく綺麗に食べたくなった。
 


 と言うことで、今日は「大根とシーチキンの酢の物」と炒り子だしでつくった「お味噌汁」。


 うん、美味しい。