hyla’s blog

はてなふっかーつ!

雨は少ない?


 今日も朝から水やりをした。けれど、1週間前はこの時間でも暑かったのに、今朝は寒いほどだ。少し寒さを感じるさわやかな風を感じながら朝日が昇るのを見ながら水をやったら気持ちよかった。

 で、こういうさわやかさは、気温が20℃ちょっとで、湿度が低いことが理由だろう。先日までは常に部屋の湿度計は60〜70%だった。それが、同じ高気圧でも大陸性にかわったとたんに湿度50%ほどになっている。夏場の職場の部屋のクーラーは28℃の設定だったけど、部屋の湿度は30%くらいになっていて、入った途端にぐっと涼しさを感じた。

 
 そういう事を考えつつ、気持ちよく水やりをしていて、このさわやかさって、アメリカなんかのさわやかさと似ているんじゃないだろうか?と思った。古いテレビドラマで出てくる豊かなアメリカの風景は、広い庭には芝が植わっていて、そこにスプリンクラーで水が撒かれる風景が定番だった。あの風景の中の空気はこんな感じだろうか?


 そう思ったら、ついつい突き詰めずにはいられず、降水量をググってみた。(←凝り性です。地理選択してません!なので覚えてません。)
 
 
 香川の年間降水量の平均は1124mmだそうだ。今年はもっとずっと少ないだろうけど、でも少ないと言えども1000mmを超えている。生態系分布で森林と草原の分かれ目は年間降水量1000mmと言われているし、確かにぎりぎり森林がある。で、日本の他地域はどこでもここよりはたくさん雨が降る。大台ヶ原なんぞ5000mmというから驚き。(分けてちょーだい)

 
 じゃあ、国外はどうなんだ?と思って見てみると、適当に拾った主要都市は以下のようになる。
  ・ロンドン750mm  ・マドリッド450mm  ・チューリヒ1120mm  
  ・シアトル947mm  ・ニューヨーク1122mm  ・マイアミ1400mm
  ・北京575mm   ・上海 1155mm     ・香港2360mm


 て、改めて見てみるとどの都市も、思ったより少ない。香川を日本基準で見てたら1000mmの降水量はとても少ないと思うのだけど、それでも世界では十分降っている口なんだなと改めて数字をみて思った。当たり前だけど、海の側は多くて、内陸部は少ない。山があれば雨が降って、平地だと降らない。
 
 アメリカなんて、水が香川より多いのは、ごく一部の州だけだ。なら、それだけ降水量の少ない地域で、じゃんじゃん芝生だの農地だのにスプリンクラーで地下水を使えば水も涸れるよな、としみじみ思った。



 ってか、私こんだけ雨が降らずがんがん水をやる毎日だと、我が家の井戸水は大丈夫か気になってしょうがありません!
 早明浦の取水制限も近々あるってよ〜(T_T)。




 ああ、水なし香川!
 
 なのに、今回も台風はそれていく…。