ゴボウはいくつ
それに気がついたのは昨日。
普通、お正月といえば、玄関にはおしめを飾るものだけど、前日の大晦日に飾るのは良くないとされている。一夜飾りなんて言われて、不精者というか、段取りベタで掃除が間に合ってないのが、まるわかりというか。けれど、昨日散歩を沿いながらつらつらとおしめを飾っている家を探してみたのだけど、どこにもない!イヌのお散歩コースを一回りして、わずかに1軒あったのみ。
ひょっとして、「おしめを飾る」ということ事態が、絶滅危惧種と化しているのか?
と言うことで、明けて元旦、イヌと歩きながら、玄関飾りをチェックしてみた。チェックしたのは約100軒。道路から玄関全体が見えて、どういう飾りかはっきり判るところのみをチェック。更に、会社等は除外。基本的に民家で、空き家はもちろん除外。ということで、結構時間がかかりました。玄関が見渡せる家って、割と少ないのね。大きなおうちで、格子戸のついた門から入っていくようなお宅だと、玄関が見えない。更に、玄関は南に向いていたりして、道路から見えないというのも意外と多いパターン。
ということで、マルクが帰りたがるのをむりやりつき合わせて確認してみた結果は以下のようになりました。
まず、おしめ飾りをしている家:約10%!
更に、飾りの形:これは圧倒的にゴボウが多し。全飾りのうち、約80%がゴボウ、及びそのアレンジ。リース系は、少なし。
次いで、門松率:1%
国旗掲揚率:1%
飾りをつけた車率:0%
ってことで、いかが?
やってみると、大晦日よりは増えているものの、やはり結構飾りはすくないような。そして更に、飾りをする家のパターンというのは確かにある。まず、ドアは少ない。飾りをつけているのは、圧倒的に引き戸のお宅。そして、ドアにつけている場合は、リースが多い。つまりは住宅の構造的に、飾りをする場所が予め設けてあるかどうか、という問題がある風。そして、最近たてられていても、昔風の2階建ての引き戸の家は結構飾っているみたい。
そして、もはやあの車に小さくついた飾りは、この近所では絶滅・・・・。
う〜ん。個人的には、宗教的な意味合いはおいといても、単に季節のしつらえとしておしめくらい飾ってもいいような気はするのですがね。
ちょっくら寂しい!