ヤマシギ入りました!
このところとっても忙しいのだけど、たまにはいいこともあるもんだ。今朝はなかなか嬉しいことがあった。
朝、バタバタとしていると、同僚の男性が近づきこういった。
「あ、あのな、実は鳥・・・鳥の・・・・。」
この男性は、ややゆっくりとしゃべるのだ。鳥の何かが知りたいのか?それとも鳥の本を借りたいということか?
「鳥なんやけど、今朝死んどって、向こうの部屋の前においてあるけん。」
「ほんまですか。それはありがとうございます。早速見てみます。」
ということで、朝からとっても嬉しい。
今年はどうも冬鳥の来るのが遅いようで、そろそろ鳥の衝突死の増える時分なのですが、今まではこれがさっぱり無かったんですね。さて今回のは何者?
廊下を歩きながら考えました。
「多分ハト、スズメの類では無かろう。それならそうと言うはずだ。とすれば、あまり見ない鳥だろう。敷地の西側の方に落ちていたと言うことだけど、そんな所に落ちていると言うことは、カワラヒワとかでは無かろう。何者?前みたいにフクロウとかだったら、いいよなあ・・・。 」
そして、言われた場所につき、あたりを見回して見れば確かにビニール袋に包まれたものがある!これは、大きい!今までにはないものだ。トラツグミか?いやもっと大きい。
わくわくしながら袋を開けて覗いてみれば・・・。
おお!やりました!ヤマシギ!ヤマシギよ!
早速に袋から引っ張り出し、全体を眺め回し、ふっくらとした尻のあたりの羽根や、翼の繊細な模様を観察。わくわくしますね。ついでに、図鑑をとりだし、特徴を確認。
うっれしいな!
ちなみにヤマシギの死体を拾ったのは、これで2羽目です。以前は国道で車に当たって死んでいたものを拾ったことがあります。なにぶんにも水田地帯の広がる東かがわ市ですもん、ヤマシギもしっかりいます。
が、ちょっと思うんですが、このヤマシギが死んだのが今日なのは、何か意味があるんでしょうか。全国的に昨日11月15日から、狩猟が解禁になってます。ということで、昨日は仕事を休んで山に入った人も多いはず。そうした狩猟によって、鳥が全体的に里の方へ下りて来た、とかそういうことってあるんでしょうか?別に狩猟を否定しているわけじゃないですが、猟期になると、鳥がそういう動きをするのかどうか、興味深いなあ、と。
とりあえず忙しいので、写真だけ撮って冷蔵庫に放り込みました。
明日は、計測!