電話

　夜の８時過ぎ、自宅に電話があった。夜の電話なんて、ろくな電話はない。なので、いや〜な予感と共に受話器を受けた。（ちなみに同居人が受話器をとってしまってたのだ。）

　「ＦＪネクストのコマキと申します。不動産の販売をしている会社なんですが・・・・。」

　あ！　
　

　やっぱし・・・。
　
　

　ええ、もう！またですよ。

　この電話、とにかくしつこい。大人しく応対するととにかく長い。どうもマンションを売りたいらしいのだけど、何が言いたいわけ？ってつくづく思う。本題に入る前の前振りで、「年金の説明をさせてください」とか、「将来の不安はありませんか？」とか、こちらはとにかくさっさと切りたいのに、延々と話し続けるのである。
　先日もあまりに長いので、「出かけます」で、乗り切ったのだけど、そしたらまたかかってきた。一度掛けてだめそうだったら、諦めるという学習ができないのだ。話す声のバックには、同じように必死に電話している声が聞こえるけど、ひょっとして成約件数ではなく、どれだけの件数電話をしたかによって、給料が決まるのか？と思うほどにひつこい！

　電話をくり返しかける行為って、どう考えても迷惑にしか思われないし、会社のイメージを悪化させ、ひいては営業成績を悪くするだけだと思うのだけど、何故にこういう事をするのだ。全く理解に苦しむ。

　更に、思いついてネットで検索して見ると、何と上場している会社らしい。ホントに理解に苦しむ。ついでに、迷惑な勧誘電話でも有名らしい。やれやれ・・。
　　　

　ちなみに今回は、「こうして電話をしていることそのものが迷惑です。」というと、切れてくれた。

　ＦＪネクストのコマキさん。「年金」じゃなくて「粘菌」の話だったらゆっくり聞いて差し上げます。でも、絶対マンションは買いませんから。

　もう二度とかけてこないでね！