久しぶりにカワラヒワ
「さっき3階のベランダで、女の子が鳥がおるって言ってましたよ。」
と、昼過ぎに人から聞いた。
「え、鳥?生きている鳥?死んだ鳥?」
「死んでる鳥。」
「え、それどこですか?」
「233号室の前。」
「ありがとう。回収してきます。」
慌てて3階に向かった。こういうのはすぐに行かないとダメだ。
歩きながら、考えた。
この季節である。鳥は何か?一番可能性の高いのは、カワラヒワ?スズメやハトなら、「鳥」ではなく「ハトが死んでいる。」とか言うだろう。とすれば、普通の人はあまり識別しない鳥で、かつここでこの季節に死ぬことが多い鳥、と来ればまずはカワラヒワだろうなあ。
3階につき、教えられたとおりベランダに向かうと、小さなものが目に付いた。黄色が目に立つ。
アタ〜り!
そ、カワラヒワ!
それほど大きくはない。けれど、鮮やかな黄色で、顔の辺りは、少し緑色がかっている。それに腹部も黄色みを帯びてキレイだ。ということは、多分雄。
写真を撮って、計測をして、ラベルをつけて、濡れたティッシュにくるんでジッパー付きの袋に入れて、冷凍庫へ入れる。
そろそろ、鳥の(衝突しやすい)シーズンになったようです。
カラスに負けないように、頑張って集めよう!