季節の便り
久々にゆっくりと、庭をうろついた。
キンモクセイが咲き始めている。シュウメイギクもつぼみがついた。アサガオは、朝夕が冷えるものだから、花はまだ咲いているが、葉が黄色く変わりだした。庭の隅では紅白の萩が花盛り。
川を歩けば、川の中に生えたアシの穂はそろそろ実になりだした。ススキもそこら中で咲いているし、セイタカアワダチソウも咲きそうだ。それから、マツムシの「チンチロリ」という音が大きくなった。
近所の家のアンテナでは、モズが冬のなわばりを確保すべく高鳴きをしているし、川の中州にはキセキレイが餌をとっている。
10㎝近い大きさに育ったスズメガの幼虫が、冬に備えて蛹になる場所を探して道路を歩くし、卵を抱えたカマキリやアカテガニが路上で轢かれている。
些細なことだけど、秋だと言うことを実感する。
商店街には、お祭りののぼりがたった。
鳴門屋の甘酒を買ってこよう!