ムクちゃんはワガママ!
相変わらず、ムクドリのムクちゃんは元気だ。元気で、食い意地が張っているというか、何というか・・・。
九官鳥の餌はお腹が空いていれば食べるけど、そうでなければ美味しいものでないと食べない。
美味しいものとは何かというと、
で、ミミズだとか、ミルワームなんていうものは、そのまま(生きたまま)やっている。強くピンセットでつまんではやるが、完全に殺すのもなんだかだし、だいたいミミズなんてちぎれてても完全には死なない生きものだ。
ムクちゃんは、そうしたむしを大喜びで食べる。だけど、ミミズなんかだと細長いし、一口で飲み込んでしまう、ということは難しい。ちょうど人間がうどんを食べるように何度か喉を動かして全体を飲み込んで行くのだ。
が、ミミズはうどんではない。生きていて、動くのだ!
となると、飲み込まれながら、必死にムクちゃんの口から這い出そうともがくミミズ、が観察されることになる。(これは結構エグイ光景だ。)ムクちゃんは平気で飲み込んでいく。そして、やがてミミズは飲み込まれ、数時間後にはムクちゃんのウンチになってしまうのだ。
ミルワームやブイブイなんぞ、立派な口も持っているし、バッタだってかなりな力を持っている。小鳥の胃など突き破って逃げ出すのではないか、と思うのだけど、ムクちゃんは平気。
おかげで朝から犬の散歩をしながら、必死にバッタなんぞを探す毎日。
大変です!