hyla’s blog

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粘菌を見つける

クロアナバチの巣



 蝉の抜け殻を集めている。いい年をした大人のすることではないが、これも仕事なのだからしょうがない。勤務先の敷地でやっているのだが、木の下を這い回り、藪に突っこみ、蚊に刺され、なかなか楽ではない。



 けど、今日はこんなものを発見した。大きなクルミの木とアキニレを中心に、ツバキやツクバネウツギが生えているその中に潜り込んでいたときに目についた。アキニレの切り口にくっついている。茶色で柄があって、高さは2㎝ほど。



 そう、南方熊楠で有名な粘菌の子実体。恐らくは、サビムラサキホコリという奴だろう。ごく普通の種類だけど、やっぱり見つけると嬉しい。