hyla’s blog

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竹筒トラップ


 春に竹筒トラップを作ったとき、仕掛けた残りのトラップを家にかけてみた。ところが春に活動していたハキリバチは、トラップから1mほどのところにあるスオウの葉を切っていくくせに、トラップは無視。何も入らないままに、壁にぶら下がったまま。


 ところが今日ふと見てみると、小さなハチがトラップの周りを飛び回っている。更に筒の中に入り込んで居るハキリバチもいて、ようやくハチに気に入って頂けたようだ。内径7.8mmほどの細い筒がお気に召したようで、何度も出入りをしていて、だいぶできあがっている模様。
 それから、少し太い筒にもドロバチが来て、丁寧に泥で蓋をしている。オオフタオビドロバチとか、その辺のものだろう。

 それに、もっと大きく見える黒くて細いハチが、5cmあまりの草の葉を咥えて太い2cmほどの竹筒に出入りしている。ベッコウバチの仲間だろうか?
 更に、何とトモンハナバチもやってきて、しきりに家の壁の辺りをチェックしており、巣を作る場所を探している風だ。そこに竹筒があるよ〜、入ってよ〜、と見守っていたけれど、トモンハナバチには気に入ってもらえなかったようだ。

 

 そして、そういう蜂類が来ると、そのハチを狙って来るものもいて、オキナワシリアゲコバチも筒の周りを飛び回っていた。




 竹筒を置くだけで、我が家でもこれほどたくさんのハチが見られるとは思わなかった。ぼーっとそんなハチを見ていると、かなり楽しい。


 
 ただし、見ていると楽しくて、外に出たくなくなるってしまうのはいささか問題…。