雨の晴れ間に
本日は、絶対雨が降ってもらっては困るのだ。何てったって、月一の鳥のラインセンサス。ほとんど意地だけで続けているこれも、今年も半分すんだ。まあ、3年くらいすれば、傾向もわかって来るだろう。この程度のデータでもとっておけば貴重になるときが来るかもしれない、という思いこみだけで続けている。
で、今回はというと、何と新人が来た。高校一年生の女子2名。
やあ〜、参ったぜ!
だってねえ、制服で来る必要はないが、あまりにも格好かからしてすごい。だってえ、黒のロングスパッツにミニスカートにタンクトップにカーディガン。でもって、手ぶら。あのさ、もちっと動きやすいかっこはできんかね?
君ら、何しに来たのかな?
とのど元まで出かかった言葉はぐっとこらえて、まあ笑顔で応対。双眼鏡を渡して使い方を説明し、本を渡して、いざ出発。
そして、歩き出してすぐからだね、
「・・・・でだー、・・・なけん・・・ほんでだー・・・。」
「やろー。・・・そうそう・・・。けどだー・・・・。」
う・る・さ・い〜!
鳥の声が聞こえんやんか!
集中できんやんか!
何しに来とんかい、わりゃ〜!
なんて事は申しませんでしたわよ、あたくし。ただ、ひたすらに無言・・・。
ああ、そしてねえ、だいたいゆっくり歩いて海まで参りまして、約3時間半の道のりなんですが、観察途中に座りこむんは止めてんか!
ああ、これくらいの歩行に耐えられない?
あああ・・・・。
何と言いますか・・・・。
もっ、これっからは一人でやろうっかなあ・・・・。