朝からのんびり？

　今朝も、朝から出勤はした。ジャージとＴシャツ、素足につっかけという格好でね。

　
　いやあ、だって台風ですよ。帰る頃には、どうなっているやらわかりませんがな。動きやすく、乾きやすく、濡れても大丈夫な格好、と言うわけでとってもラフな格好で出勤。え、その格好で怒られないかって？ええ、だって、うちの最高責任者のＩ城さんという方も、くたびれたＴシャツにジャージ姿ですもん。指導できるものなら、やってみるが良い！

　というわけで、朝礼開始。朝礼でも、
　「今日は台風ですので、特に用事の方は帰られて結構です。休みの届けは・・・。」
　てな通達が。
　が、しかし人はいる。時間はある。ということで、いきなりそこに会議を入れる！更に、このところいろんなイベントがあったので、机の周りにはその残骸が転がっている。段ボールに詰まったいろんなものが山積み。それをより分け、ゴミは捨て、適当に置き場所を決め、机の上を片付け・・・。

　更に、書類仕事も溜まっていたから、それを静かに黙々とやっつける。と、もはやお昼は通り越して３時ですよ。さすがにもう帰ろうと、届けを出し、荷物を持って部屋を出る。そして、車に乗ろうとしたその瞬間、声が聞こえたのだ。
　

　「あ、ちょっとここ避難場所に指定されたから、設営手伝って。」

　え？私はさっき休みの届けを出しましたが。今の私は自由人。でも、しょうがないか・・・。雨の中、避難場所となる１００周年を記念して建てられた建物に移動。残っていた１０人ほどと一緒に机を移動させ、床を掃除して、お茶の用意をして・・・。
　と、そこへ、合羽を着た役場の人登場。
　「後は、毛布とかがあったらいいですね。」
　と言うと、それらの手配をするべく、彼はまた姿を消したのだ。
　

　ちなみに、今回は避難勧告は出されてはいなかった模様。もしも、に備えて準備だけはしておこう、ということだったらしい。

　が、ここでちょっと一言言わせて頂こう。
「災害時の避難場所の設営、運営等は私たちの仕事？ちょっと違わんかい？それは役場の仕事でしょ！」

　
　確かに、災害時には助け合うのが大事なことだ。海沿いの町のやや高台にある私の職場は、敷地も広いし車も止められる。人もそれなりにたくさん入れる。耐震補強もしているし、おかげで災害時の避難場所として指定されている。

　
　けど、だからと言っても、なんかちょっと理不尽を感じざるを得ない。

　
　今回の台風は、香川から見れば上手く進路がそれてくれたようで、多分被害もそれほどではないだろう。ダムの放水の後も、川の水位は危険にはなっていない。だから今回はいいのだけど、でもなあ・・・。

　
　ちなみに帰宅は４時でした。