ロバのパン
1時頃、所用で外出していた。車で走っていると、なにやら音楽が聞こえてきた。
「ロバのおじさんちんからりん〜 ちんからりんろんやって来る〜♪」
ロバのパンだ。ロバのパン屋さんだ。これは、何としても買わずにはいられない。
と言うことで、音の方向に車を走らせ、無事に確保。どの商品も売り切れなくそろっていている中、迷いながら「チョコ」「ヨモギつぶ餡」「チーズ」「カスタード」の4商品、計420円分のロバのパンをゲットすることができたのだった。
ところで、このロバのパンはどこから来ているかというと、我が家の辺りに来ているのは徳島の板野郡だ。
ここね。 http://www7.ocn.ne.jp/~roba-pan/
ちなみにその本部は京都。
http://robanopan21.hp.infoseek.co.jp/
で、このロバのパン屋さんは、1、2週間に1回くらい歌を聞くのだけど、なかなか買うまでには至らない。普通仕事をしているし、やっと上手く捕まえたと思っても、夕方だと売り切れている商品も多いのだ。特に「チョコ」はなかなか買えない。買えないとなると、無性に欲しくなるのが人の心理。ロバのパンはそもそも単なる蒸しパンだし、今となって見れば無茶苦茶美味しいと言うものでもないだろう。けれど、あの音楽を聞くと、やっぱり欲しくなってしまうのだ。コマーシャルソングの巧さってあるよなあ、とつくづく思う。
でも、一時は全国を席巻したロバのパンも、今も残っている所は僅からしい。だから、「ロバのパン」と聞いて、「あ、いいなあ。食べたい!」と思う人も 多いだろう。
で、思うのだけど、「ロバのパン」に郷愁を感じる30代、40代は多いだろうし、だったらクール宅急便でお中元とかお歳暮に「ロバのパン」というのはどうだろう。包装もおもっきりレトロにして、中にS40年代風のチラシを入れて・・。
「今も変わらない懐かしいあの味を、お世話なったあの人に!」
「子供にも伝えたい、優しいこの味をあなたに!」
みたいな感じで・・・。
売れない?