今週もまた
何とか今週も、FITの虫を回収して来た。でもって、その中身をざっとみるとこんなものが入っている。
まずは甲虫じゃないけど、グンバイムシ。前回と同じ種かどうかはしらないけれど、やっぱり不思議な形。
それから、これはムクゲキスイだっけ?ここへ来てわりとたくさん、5.6匹入ってきた。
それから、とにかくハネカクシ類が3種。1cmほどの大きな黒いハネカクシ。それから3mmほどの小さな茶色のハネカクシと、さらに小さな黒いハネカクシ。黒いのは、チビハバビロハネカクシだと思うんだけど…。
特に今回多かったハネカクシは、上の写真にも写っているこの茶色のハネカクシ。全部で10匹くらいはいたように思う。と言う事は、寒くなった今時分がこのハネカクシの飛ぶ時期なんだろう。ちなみに、このハネカクシの雰囲気が出ているのは、水の中で浮かんでいる時。出してしまうと後羽はぐちゃぐちゃになるし、一生懸命体を伸ばして整えても、乾くとすぐに右の写真のように頸が曲がって頭が下に行ってしまう。こういう形になると言うことは、生きている時もこういう姿勢をとっているからなんだろうか?
それから、タマキノコムシも入ってきた。こういうのを見ると、寒くなってきたことを実感する。
そして、今回こんなものまで入ってきた。
ど派手なメタリックな青色。これはヒメツチハンミョウだっけ?どうやら調べて見ると、ヒメツチハンミョウは、春と秋の遅い時期に見られるものらしい。ならこれは、育ったハナバチの巣を出てきた新成虫なのかしら?越冬の場所を探して歩いていたとか…?でもヒメツチハンミョウは飛べないのに、何でわざわざ歩いて、さらに容器の壁を這い上ってまでして、FITに入ってくるかね?
ということで、今回小さなハネカクシやタマキノコムシと言った、寒い頃に採れていたものが再び採れ始めて来た。だから、一時より採れるものは増えてきたと言っても良いだろう。秋より冬の方が活動する昆虫が多いなんて、少し不思議。
なら、次回はもっと小さなものが増えるんだろうか?
って、できればそれは勘弁〜。